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七左衛門のメモ帳

気になるデータや文章を記録しています。


「永遠の本」January 30
著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly )
訳 :堺屋七左衛門


この文章は Kevin Kelly による "The Forever Book" の日本語訳である。



永遠の本  The Forever Book

サイバネティクスの重要項目の一つは、フォン・ノイマンによる、最も小さな自己複製可能な機械がどのようなものであるかを解明する試みである(彼はこの研究を論文には書かなかったが)。大規模な自己複製可能な機械はたくさんある。すべての生物はそうだ。しかし、自分自身を複製することができる最小のものは何か?その一連の探求から、彼の独創的なオートマトンという発想が出てきた。そして最終的には多くの人工生命の研究が生まれた。最近、生物学者は同じ質問をし始めた。考えられる最小の生物は何か?生命はどこまで小さくなれるか?この一連の考察から、地球外生物学者および生物の起源の研究者たちは、自己複製するRNAの最小単位の実験をしている。その量は地球上で自然に見られるものよりずっと小さい。







「特異点はいつも近い」January 10
著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly )
訳 :堺屋七左衛門


この文章は Kevin Kelly による "The Singularity Is Always Near" の日本語訳である。



特異点はいつも近い  The Singularity Is Always Near

計算機とワールドワイドウェブについて、今、私たちは特異点に似た出来事を経験しているような本能的な感覚がある。しかし、この特異点という概念は、進行中の変革を説明するのに最適ではない。

特異点というのは物理学から借用した用語で、ブラックホールの中で状況が激変する分岐点を示すものである。正統的な用法では、物体がある点を越えると、それに関するものは何でも、たとえば情報でさえも抜け出すことができず、ブラックホールの重心に引き込まれる。言い換えれば、物体がブラックホールに入るところは確かであって感知できるが、ひとたびこの不連続点を過ぎると、その物体の未来に関することは何もわからなくなる。無限へ向かう途中のこのような断絶を、特異な出来事 ―― 特異点という。









ご愛読感謝January 7
いつも多くの皆様に読んでいただいて、ありがたいことです。あらためてお礼申し上げます。

そして皆様からの反応があると、さらに励みになります。興味深い記事がありましたら、他の人にも紹介していただけるとうれしいです。また、誤訳や誤記など、お気づきの点があればお知らせください。今年もよろしくお願いします。

さて、ただいま翻訳中の文章は、ケヴィン・ケリーが2006年2月に書いた "The Singularity Is Always Near" です。あと数日のうちには発表できると思います。



「科学的手法の革新」December 27 2009
著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly )
訳 :堺屋七左衛門


この文章は Kevin Kelly による "Recent Innovations in the Method" の日本語訳である。



科学的手法の革新  Recent Innovations in the Method

過去50年間の、科学的手法の革新としては何があるだろうか?あなたが今まで生きている間に、科学の性格を変えてしまったものは何か?私は新しい手法を使った発見よりも、科学の手法それ自体の革新に興味がある。

宇宙物理学、生物学、進化論、計算機科学、心理学、空想科学小説などの分野で著名な科学者や科学評論家に対して、この質問を問いかけた。次のような人たちが質問に答えてくれた。









次回予告December 20 2009
ケヴィン・ケリーが2004年12月に発表した文章、"Recent Innovations in the Method"を翻訳しています。近日中に完成させます。